みなさん、こんにちは。寒い時期がやってきました。今回は「寒がりで動かない」「散歩を嫌がる」など、冬が苦手なわんちゃんを寒さから守り、楽しくお散歩する方法をご紹介します。犬にとって散歩は、ただの運動以上の意味を持っています。まずは、散歩のメリットからおさらいしていきましょう!監修:石井ドッグトレーナー日本最大級オンラインドッグスクールワンデミーで、トレーニングレッスンを受け持つドッグトレーナー。動物看護師として10年勤務。看護業務と並行して、しつけ教室を5年間担当したのち、ワンデミーでトレーニングレッスンを受け持つ講師として活躍中。目次▼散歩に行くメリット日光浴で心身の健康を保つ日光に含まれる紫外線は皮膚の殺菌効果があります。また、人間と同じように、精神安定につながる脳内物質「セロトニン」の分泌を促し、心身のリズムを整える助けにもなります。精神的な安定につながる夜鳴きや興奮などの問題行動は、エネルギーが有り余っているために起こることも多いです。散歩によって、わんちゃんの好奇心が満たされ、ストレスが解消されると、精神的にも落ち着きます。成長ホルモンを分泌できる日光と運動は、成長ホルモンを促し、骨や筋肉の健康を保ちます。脳の活性化ができる土や草や他の犬などのにおいを嗅ぐことで、わんちゃんの脳が活性化され、認知症予防にもつながります。運動不足の解消運動は肥満の予防にもなりますし、ストレスの発散にも役立ちます。皮膚トラブルの予防室内飼いで快適な温度に慣れたわんちゃんは、本来の換毛サイクルが乱れ、冬毛への移行がうまくいかないことも。外の環境に触れさせることで、皮膚トラブルの予防にもつながります。冬の散歩で気をつけること防寒対策寒がりや幼犬、高齢犬、寒さに弱い犬種は、防寒着が必要です。薄手の服の上から腰のあたりに小さなカイロを貼るのもおすすめです。ただし、誤飲・誤食しないように気を付けましょう。服を着せると歩かない、服を嫌がるなどの場合は、トレーニングを通じて慣れることが可能です。肉球の保護肉球がしもやけにならないよう、歩く場所に気をつけましょう。地域によっては、靴下や靴を履かせるなどの対策も行いましょう。夜間の安全夕方の散歩は暗くなることも。首輪やリードにライトをつけると安心です。悪天候時の対応雪や雨の日は、散歩を控えてもOK。その代わり、室内でノーズワークや引っ張り合いなどの遊びでストレスと運動不足を解消しましょう。散歩から帰ってきたら体のチェック: 体が濡れていないか、肉球に赤みやひび割れがないかチェックしましょう。異変があれば、早めに獣医さんに相談してください。シニア犬のケア: 散歩後は、特にシニア犬は関節が硬くなることがあります。温かいタオルで肩や腰を温めると良いでしょう。肉球をお湯で温めつつマッサージすると、血行が良くなりますよ。防寒対策をしても歩かない場合は、散歩が楽しくない可能性も…。暖かくして対策しても歩かない場合は、寒くて歩かないのではなく、「飼い主との散歩が楽しくないから、寒いのに散歩に出るメリットがない」と思われています。行きたくないなら行かないのではなく、寒くても行きたい楽しい散歩を目指すことが大切です。わんちゃんと一緒にトレーニングを行うことで、愛犬が「飼い主と一緒にいることが楽しい、飼い主と出かけることが嬉しい」と思える関係になりましょう!名前を呼んで一緒に歩こう!まずは、歩きながら名前を呼んで振り向いたら褒めるようにしながらお散歩に行ってみましょう!ぼんやり歩くのではなく、飼い主様も名前を呼ぶことを意識し、愛犬も「呼ばれるかもしれない」と意識することで、一体感が生まれます。コミュニケーションをとりながら散歩をすることで、だんだんとあなたと出かけることが楽しいと感じることができるのでおすすめです。まとめ冬のお散歩も、わんちゃんとの素敵なコミュニケーションの時間です。上記のポイントを押さえつつ、わんちゃんの健康と幸せを守りましょう。暖かくして、楽しいお散歩を楽しんでくださいね!\ワンデミーならお散歩もばっちり!/寒い時期も楽しくお散歩するために、トレーニングで練習してみませんか?嫌がらず、服を着せることができるアイコンタクトをとりながら、お散歩できる交差点や信号など飛び出すと危険な場所は、おすわりで待てるなど愛犬の健康管理に役立つトレーニングを、オンラインドッグスクールワンデミーでわんちゃんと一緒に学んでみませんか?ワンデミーは、全国どこからでも、愛犬と一緒にスマホで通えるオンラインドッグスクールです。プロのドッグトレーナーによる「しつけ相談」や「お家でできるトレーニングレッスン」が受けられます。入会金、月額3,300円で全てのレッスン受け放題!1回レッスン15分〜、続けやすさにもこだわりがあります!まずは、お悩み相談会をご予約ください。