皆さん、こんにちは!年の瀬が近づき、どこに初詣に行こうかなと考える時期になりましたね。実は、愛犬を連れて参拝できる神社や寺院もあるんです。今回は、愛犬と一緒に初詣に訪れる際の注意点と便利な情報をお伝えします。監修:石井ドッグトレーナー日本最大級オンラインドッグスクールワンデミーで、トレーニングレッスンを受け持つドッグトレーナー。動物看護師として10年勤務。看護業務と並行して、しつけ教室を5年間担当したのち、ワンデミーでトレーニングレッスンを受け持つ講師として活躍中。目次▼初詣に向かう前の準備首輪、ハーネス、リードを確認するお出かけ前には、愛犬の首輪やハーネス、リードがしっかりと装着されていることを確認しましょう。これらは、愛犬の安全と周囲の人への配慮・トラブルを防止し安全に初詣を行うために必要です。初詣は人も多く、屋台の匂いなど、愛犬にとっては誘惑や刺激がたくさんある状態です。リードは短めにして、飛び出しや引っ張り、拾い食いなどを防げるように、愛犬の行動を飼い主がコントロールしましょう。ペットシーツやゴミ袋などを持参する*境内での排泄は避けましょう。*事前に排泄を済ませるか、マナーベルトを装着することで、トラブルを防ぐことができます。また、万が一排泄してしまったの場合に備えて、トイレシーツやゴミ袋、水を準備することも重要です。また、処理した排泄物は持ち帰ることも大切なマナーです。愛犬の寒さ対策をする冬場の参拝では、愛犬の寒さ対策も忘れずに。特に、幼犬や老犬は自分で体温を調節するのが苦手なため、温かくして出かけましょう。愛犬の寒さ対策愛犬に服を着せるペットカートやキャリーにフリースの敷物を敷く小さめのカイロを服の上から腰のあたり、もしくはカート等の敷物の下に貼る(誤食してしまわないように気をつけましょう)たくさん歩くと暑くなることもあります。寒さだけでなく、愛犬が暑そうにしていないかもチェックすることが大事です。また、冬場とはいえ乾燥する時期ですので、水分補給もこまめに行いましょう。初詣に訪れる日・場所の選び方ペットフレンドリーな神社を選ぶわんちゃん同伴での参拝ができない神社もあります。愛犬と初詣に出かける際はペットフレンドリーな神社を選ぶようにしましょう。全国にはペット用のお守りを提供している神社や、お祓いができる神社もあります。例えば、市谷鶴岡八幡宮(東京都新宿区)や高幡不動尊(東京都日野市)などでは、ペットの祈祷やお守りが用意されています。ただしペットフレンドリーな神社であっても、個別に独自ルールがある場合もあります。必ずWEBサイトなどで確認してからお出かけください。人混みが苦手なわんちゃんは、混雑を避ける三が日は混雑する可能性が高いので、避けて参拝することが望ましいです。大きな神社ではなく地域の小さな神社で参拝する、混雑する時間を避けるなど、愛犬にとってストレスの少ない方法で参拝しましょう。初詣当日に気を付けるべきこと食べ物やゴミの誤食に注意初詣は、様々な屋台が出店されることも多いです。飼い主にとって魅力的な食べ物は、わんちゃんにとっても気になるもの。愛犬が誤食しないよう注意してください。初詣時に特に気をつけたいもの割り箸や串、つまようじ犬が飲み込むと、食道や胃、腸などを傷つける恐れがあります。万が一、誤食してしまった場合、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。催吐処置をすることで食道や臓器を傷つける可能性があるため、内視鏡や開腹手術になる場合が多いです。三が日は動物病院が休診日の可能性が高いので、万が一に備えて、近隣の動物病院を調べておくと安心です。レントゲンやエコー、内視鏡の検査に対応できる病院をリストアップしておきましょう。チョコレート下痢や嘔吐をはじめとする中毒症状を起こします。震えや不整脈、痙攣などの症状が出るほか、最悪の場合死に至ることもあります。アルコール入りの除菌シートアルコール入りの除菌シートを持ち歩くことが多くなりましたが、これもわんちゃんにとっては気を付けないといけません。わんちゃんはアルコールを分解する酵素を持っていないため、少量でもふらつきや痙攣が起こることがあります。また除菌シートは口に入れているうちに飲み込んでしまうこともあります。消化できないうえ、閉塞を引き起こす可能性があり、とても危険です。誤食してしまったら、様子を見ずに早めに動物病院へ連れて行きましょう。マスクやマスクの紐など生活必需品となったマスクも、わんちゃんが食べてしまう危険性があります。たくさんの人が集まる場所では、落ちていることもあります。除菌シート同様、口に入れているうちに飲み込んでしまうこともあるので気をつけましょう。手水舎に愛犬が口をつけないように注意境内にある「手水舎」は、参拝者が手と口を注ぎ清めるためのものです。わんちゃん直接口を付けて水を飲むことの無いよう注意してください。水を与える場合は、飼い主の手にとってから与えましょう。リードを繋いで待たせないように注意神社に愛犬が入れない場合、愛犬をリードにつないで待たせることは避けましょう。短い時間出会っても目の届かない場所に愛犬だけ残すのは危険です。愛犬の安全と他人への配慮のためにも、リードで繋いで待たせないようにしましょう。初詣に役立つしつけ神社は静かな場所。愛犬が静かに過ごせるようトレーニングをしましょう。パニックになってしまっているなど、吠えや興奮が収まらない場合は、一時的に神社を離れるようにし、愛犬のストレスを軽減しましょう。社会化トレーニング社会化をしっかりと行うことで、人やものに過度に怖がることを防ぐことができます。人や物に対しての吠えは、愛犬にとって恐怖というストレスから起きていることが多いです。他の参拝者や犬に迷惑をかけないように、日頃から適切に人やものに慣れさせる「社会化」を行いましょう!おすわりやふせで待つ一時的に待機する際に役立ちます。「おすわり」や「ふせ」の指示で飼い主に注意を向けることができれば、吠えなどのやめて欲しい行動を静止することが可能です。また、ふせは犬にとって落ち着いているときに行うポーズ。普段からふせをしっかり教えておくと、ふせのポーズ位をとることでわんちゃん自身が自分で気持ちを落ち着かせることができます。愛犬の過剰な興奮を抑えたい場合に役立ちます。(小型犬)抱っこに慣れておく小型犬を人混みに連れて行く場合は、抱っこが必須。抱っこ嫌いで逃げてしまい、事故に巻き込まれるなどの危険はもちろん、抱っこされたら吠えてしまうなどのお悩みがあると、わんちゃん自身が他の参拝客に危害を加えてしまう場合もあります。日頃から落ち着いて抱っこできるようにしておくのが大切です。(中・大型犬)横について歩けるようにする人通りが多く、場合によっては手足や尻尾を踏まれてしまう可能性もあるため、「ついて」を教えておくのもおすすめ!飼い主のそばを離れず、落ち着いて歩けるようにしておくことで、安心して参拝することができます。「いけない・NO・ダメ」の言葉を理解させて、行動を制止する「いけない・NO・ダメ」などのコマンド教えることで、犬が何かを口にしそうなときにもやめさせることができます。普段から、してもいいこと、悪いことをルールとして敷いておくことが大切です。まとめ全国にはかわいいペット用のお守りを提供している神社や、お祓いができるペットフレンドリーな神社もあります。愛犬同伴の場合のルールがある場合もありますので、必ず確認してからお出かけくださいね。愛犬との神社参拝は、素敵な経験になるはずです。愛犬とともに素敵な新年をお迎えください!\ワンデミーなら初詣もばっちり!/愛犬と一緒にお出かけを楽しみたいなら、トレーニングが効果的です。初詣などお出かけ時に役立つトレーニング社会化トレーニング「おすわり」や「ふせ」で待つ(小型犬)抱っこに慣れておく(中・大型犬)横について歩けるにする「いけない・NO・ダメ」の言葉を理解させて、行動を制止する愛犬とのおでかけがもっと楽しくなるようにオンラインドッグスクールワンデミーでわんちゃんと一緒に学んでみませんか?ワンデミーは、全国どこからでも、愛犬と一緒にスマホで通えるオンラインドッグスクールです。プロのドッグトレーナーによる「しつけ相談」や「お家でできるトレーニングレッスン」が受けられます。入会金、月額3,300円で全てのレッスン受け放題!1回レッスン15分〜、続けやすさにもこだわりがあります!まずは、LINE登録の上、相談会にご参加ください♩