お出かけシーズン到来!愛犬と一緒にドライブや旅行を計画している方も多いのではないでしょうか?愛犬と共に楽しい時間を過ごすためには、移動中の安全と快適性を確保することが重要です。今回は、犬とのドライブ・車での移動におけるコツをご紹介します。監修:大橋ドッグトレーナー日本最大級オンラインドッグスクールワンデミーで、お悩み相談会・トレーニングレッスンを受け持つドッグトレーナー。犬の表情や仕草を見て、飼い主様にわんちゃんの気持ちを伝え、わんちゃんに寄り添ったレッスンを行う。趣味は自身の犬たちと一緒におでかけすること。目次▼ドライブ前の準備愛犬とのお出かけは車が便利ですよね。でも、いきなり長時間のドライブはNG。ドライブが愛犬にとってストレスになり、車嫌いになってしまう可能性があります。ドライブに出かける前に愛犬と準備をしておきましょう!車に慣れるできれば子犬の頃から車への抵抗をなくしておくことが大切です。成犬になって迎えた場合も、まずは車に乗せるだけ、短い距離でおでかけするなど少しずつ慣らしておきましょう。特に迎えてすぐの車でのお出かけは、行き先が動物病院となってしてしまうことが多く愛犬にとって「車=嫌な場所に行くためのもの」という認識がつきがちです。まずは短時間で行ける公園やペットショップなど、わんちゃんにとって楽しい経験ができる場所へ、どんどん連れ出しましょう。車酔い防止。芳香剤を撤去強い匂いは、車酔いの原因になります。わんちゃんは人間よりも三半規管が強いとされているため、基本的には酔いにくいです。しかし、わんちゃんは人間よりも嗅覚が発達しているため、消臭剤や芳香剤などの匂いにも敏感です。車酔いを防ぐためにも、愛犬とドライブに行く前には撤去しておきましょう。当日の注意点1.トイレは事前に済ませる慣れない移動や初めての場所は、愛犬にとってストレスとなります。ストレスに弱い子や警戒心の強い子は、排泄ができなくなる場合があります。長時間、排泄を我慢してしまうと膀胱炎や尿路結石などの病気になるリスクもあるため、出発前に必ず一度、いつものトイレやお家付近で排泄をさせるようにしましょう。2.移動直前・移動中の食事を避け、大量に水を飲ませない移動直前にごはんを食べたりやお水をたくさん飲むと、車酔いをしやすくなり嘔吐することがあります。また、大型犬は胃捻転のリスクが上がります。移動中は1時間に1回程度休憩を挟み、一回に100cc程度ずつ水を与えます。食べ物は与えないようにしましょう。3.室温管理と熱中症予防愛犬とのドライブでは、車内の温度管理を特に気を付けましょう。犬は熱中症になりやすいため、室温の調節には注意が必要です。また、夏によく使用されるジェルマットは冷房つけず車内に置いていると超高温になります。注意しましょう。クレート・キャリーバッグでの移動の場合クレート内は熱が籠もりやすくなります。直射日光が当たらないようにカーテンやサンシェードを利用し、車内の換気を良くしてください。 また、コンビニなどで氷を定期的に購入し、クレートやキャリーの中に置くことで温度を下げることができます。氷が溶けた後は、飲み水にもなるので便利です。4.車内で留守番をさせない真夏はもちろん、春や秋であってもエンジンを止めた車内温度は一気上がります。愛犬が熱中症を起こす恐れがあるため、犬だけで留守番させないようにしましょう。特に小型犬の熱中症は、すぐに命の危険に直結してしまいます。脱走させない見慣れない場所では、愛犬が緊張してパニックになることがあります。また、いつもはしっかりできていても、パニックになると飼い主さんの指示が聞こえなくなることも。万が一脱走してしまった場合、捕まえることができず事故や怪我を負ってしまう可能性があります。愛犬にリードを取り付けシートに結ぶなど、飛び出しを防ぎましょう。クレートでの移動の場合も、勢いよく飛び出さないように注意しましょう。必ず車の扉を閉めた状態でリードを取り付けたあと、愛犬を外に出すようにしてください。愛犬とのドライブに便利なグッズと持ち物飲み水リードおやつ(時間をつぶせるガムタイプ、愛犬が特に好きなおやつなど)保冷剤(凍らせたペットボトルなどでもOK)うんち袋(車内での臭い防止に、消臭効果の高い袋を用意しましょう!)排泄したときに流す用の水消臭スプレートイレットペーパー(嘔吐やお漏らしなどの処理など)ペットシーツ数枚マナーバンド、パンツクレート(プラスチック製のハウス)クレート内に入れる布・タオル予備のタオル車酔い対策と対処わんちゃんも車酔いをする場合があります。初めて車に乗せる際は、短い距離から練習しましょう。車酔いすることがわかった場合は、かかりつけの動物病院に相談しましょう。クレートで移動揺れが車酔いを引き起こします。愛犬の体を安定させるためにもクレートに入れて移動します。クレート内には、嘔吐やよだれが増えることに備え、ペットシーツを敷き詰めておきましょう。食べ物は与えない移動中は食べ物を与えないようにしましょう。水は、1時間に1回100cc程度とし、がぶ飲みさせないように注意しましょう。室温管理温度調節はこまめに行い、少し寒いぐらいに調節しましょう。暑さも体調不良を引き起こします。窓を開けて換気もしておきましょう。休憩をこまめに1時間に1回程度は休憩を挟みましょう。外の空気を吸ってリフレッシュさせてあげることも大切です。優しい運転を心がける車酔いを防ぐには、運転の仕方も大事なポイントです。わんちゃんにとっても、急発進や急停止などの荒い運転は車酔いにつながります。大切な愛犬のためにも優しい運転を心がけましょう。愛犬とドライブを楽しむために教えておきたいトレーニングクレート・キャリーバッグになれるレンタカーの場合は、愛犬をクレートに入れることが利用の条件になっています。自家用車の場合も、酔いやすい子の場合はクレートにいれると安定し、車酔いの原因となる揺れを防ぐことができます。また、落ち着きがない子の場合も運転に集中できるようにキャリーやクレートに入れておくことで安全に移動することができます。まずは、お家の中でクレート練習を行い、落ち着いて過ごせるようになりましょう!吠えない、愛犬の吠えを止めることができる車での移動は、渋滞にはまってしまうこともあるかもしれません。そんなとき愛犬が吠え続けていると狭い車内ではご家族もわんちゃんも辛いですよね。愛犬がキャリーバッグの中で落ち着いて眠れるようになっておくと、お互いにストレスなく移動することができます。また、車の中で吠えているということは愛犬からのストレスサインです。吠えなくても大丈夫だと飼い主の指示で止めることができるようになりましょう。まとめ愛犬と一緒にドライブを楽しむためのコツや注意点をご紹介しました。車酔い対策や車内で快適に過ごすための持ち物、わんちゃんとの練習など、事前に準備をしておくことで愛犬とのドライブが楽しめるようになるはずです。川や海、公園などの自然と触れ合える場所から、ショッピングモールなど街中まで愛犬と楽しめるスポットはたくさんあります。ぜひ、車移動に慣れて愛犬とのお出かけを楽しんでくださいね。\ワンデミーならドライブもばっちり!/愛犬との旅行をもっと楽しくするためにも、ワンデミーで一緒にトレーニングをしてみませんか?キャリーバッグやクレートで吠えずに穏やかに過ごすクレート練習どこでもシート1枚で排泄できる!トイレトレーニングオムツやマナーベルトに慣れる練習飼い主の食事中など、落ち着いて待つ練習興奮やパニック状態のわんちゃんを飼い主が制御する練習など愛犬とお出かけに役立つトレーニングを、ワンデミーでわんちゃんと一緒に学んでみませんか?ワンデミーは、全国どこからでも、愛犬と一緒にスマホで通えるオンラインドッグスクールです。プロのドッグトレーナーによる「しつけ相談」や「お家でできるトレーニングレッスン」が受けられます。入会金、月額3,300円で全てのレッスン受け放題!1回レッスン15分〜、続けやすさにもこだわりがあります!まずは、公式LINEにご登録ください♩