みなさん、こんにちは。今回のテーマは、正しいブラッシングと苦手なわんちゃんのための練習方法です!ブラッシングに関するお悩みはワンデミーのオンラインレッスンでもよく伺うお悩みの一つです。まずは、愛犬にあったブラシの選び方・正しいブラッシング方法からおさらいしていきましょう!監修:山中ドッグトレーナー日本最大級オンラインドッグスクールワンデミーで、トレーニングレッスンを受け持つドッグトレーナー。ペット用品の販売に5年間従事し、ドッグ用品やフードなどの知識も豊富。目次▼愛犬にあったブラシの選び方1.犬の被毛の種類(短毛、長毛、カーリーなど)に応じてブラシの種類を選びましょう!また見た目でわかる短毛、長毛、カーリー以外に、犬種によって生え方にもちがいがあります。換毛期がない犬種=シングルコートの犬種プードル、ヨークシャーテリア、マルチーズ、フレンチブルドッグ、ビーグルなど季節による換毛期がある犬種=ダブルコートの犬種コーギー、ポメラニアン、ゴールデンレトリーバー、柴犬など換毛期があるダブルコートのわんちゃんはひとつの毛穴から、太めのしっかりした毛(オーバーコート)と細いふわふわした毛(アンダーコート)が生えています。オーバーコートが皮膚を保護し、アンダーコートが体温調整のために季節によって生え変わります。チワワやダックスフンドのように、同じ犬種の中でもシングルコートとダブルコートの2種類が存在する場合もあります。ぜひ、わんちゃんの毛を観察してみてください。おすすめのブラシブラシによっては、シングルコート用・ダブルコート用など分かれているものもあります。スリッカーブラシ一番目にすることが多いブラシだと思います。特に長毛種におすすめ。毛のもつれを解消しやすい。ラバーブラシ(シリコンブラシ)短毛種や滑らかな毛質の犬に適しています。ピンブラシ長毛種ややわらかい毛質の犬に向いています。人間のブラシに似た形状で、ピン先に小さな球体がついています。ポメラニアンなどふわっとした毛のわんちゃんに使用するとボリュームが出て、綺麗なフォルムがつくれます。デシェディングツール換毛期の犬に使い、余分なアンダーコートを取り除きます。例)ファーミネーター、シェッドバスターコーム(櫛)より細かい毛のもつれを解消するのに適しています。ブラッシング前にピンポイントにもつれを解消したり、全体をブラッシングしたあとの仕上げに使用します。ピンの間隔が広いものを粗め、狭いものを細めといい、ダブルコートや毛量が多いわんちゃんには引っかかりやすいため、粗めが適しています。正しいブラッシング方法1.ブラッシング前の準備愛犬の体を触りながら、汚れや絡まりがないか全身をチェックします。毛に汚れやゴミが付着しているなどの場合は取り除きしょう。長毛種やカーリーなどのわんちゃんは脇の下や耳の付け根が絡まりやすいため、しっかりチェックしましょう。2.絡まった毛の処理絡まった毛がある場合は、特に優しく丁寧に扱います。全体をブラシする前にコームでピンポイントに絡まりを解きます。絡まりを解くときは、毛先から絡まりを解きましょう。根本からコームを通してしまうと、コームに毛が引っかり、引っ張られることでわんちゃんが痛い思いをしてしまいます。3.優しくブラッシング被毛を根元から先端に向かって優しくブラッシュします。力を入れず、肌を傷つけないように優しく行うことがポイントです。ぎゅっと握り込むと力が入りやすくなるため、ブラシの持ち方は鉛筆のように持ちます。またわんちゃんの皮膚に対して平行にブラシを動かすようにしましょう。ブラシを斜めに当ててしまうと、ブラシの先が皮膚に当たってしまい、皮膚が擦りむけてしまいます。首元をブラッシングする際は、おすわりしてもらい顎の下に手を添えます。胸やわきは「お手」の状態、おしりや後ろももはうち太ももを抑えてあげると安定します。4.定期的なブラッシング定期的にブラッシングを行うことで、被毛の健康を保ち、皮膚の状態もチェックできます。わんちゃんとのスキンシップやコミュニケーションの時間として、愛犬も飼い主も楽しんでできるようになるといいですね。苦手な犬への練習方法楽しいこと、嬉しいことだと感じてもらいましょう!無言でブラッシングを行うのではなく、「気持ちいいね」「いいこね」「もうちょっとだよ」などコミュニケーションをとりながら行いましょう。たくさん褒めてあげることが大切です。また、おやつを食べながら行うのも効果的です。口元に持っていってあげて食べている間に、ブラシを動かすなど、わんちゃんにとって嬉しいことをブラッシングと同時に行いましょう。1.優しいタッチで愛犬が不安を感じないように、優しくゆっくりと毛並みの方向にそってブラッシングします。2.短時間から始める最初は数分から始めて、徐々に時間を延ばしていきます。ドッグベッドでくつろいでいるときにブラシで一撫でなど、無理に行わずできるところから始めましょう。日常的なルーチンとして: 毎日のルーチンとして組み込むことで、犬がブラッシングに慣れることができます。毎日のルーチンとして取り込むことで 、愛犬がブラッシングに慣れていきます。最初から全て行おうとせずく、今日は1回撫でるだけ次の日は2回撫でてみる、だんだんと回数や時間を伸ばすようなかたちでゆっくり慣れさせていきます。わんちゃんも飼い主様もストレスにならないように無理なく行いましょう。ストレスを与えない: 犬が嫌がる場合は無理に続けず、一時中断し、リラックスさせてから再開します。嫌がっているところを無理やり行うのは逆効果です。最初は1回でも構いません。飼い主が躍起になると必ずわんちゃんに伝わります。気持ちの良いブラッシングタイムにするためにも焦らず時間をかけて慣らしましょう。終わった後は、必ずいいこと!:ワンデミーでは「嫌なことのあとは、いいこと!」が合言葉。頑張ったわんちゃんには必ずいいことを用意します。たくさん褒めて、おやつをあげましょう。嫌なことを嫌なまま終わらせず、終わったらいいことがあると教えていくことで、我慢できるようになります。動画で解説!実際にブラッシングを行いながら解説しています♩ぜひご覧ください。%3Ciframe%20width%3D%22560%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2Fa-3hjWA_XrI%3Fsi%3DLSF38D2B6fgIgIH-%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3Eまとめブラッシングが苦手な子や暴れてしまう子はブラシ自体や体を触られることに慣れることからはじめましょう。いきなりブラッシングを行うとさらに嫌いになってしまいます。ものに恐怖を抱かないように慣れることや体を触られることに慣れることもトレーニングできます。ブラッシングタイムが愛犬との楽しいコミュニケーションの時間になるように、一緒に練習していきましょう!\ワンデミーならブラッシングもばっちり!/愛犬の被毛のケアや皮膚の健康を守るためにもブラッシングを行いましょう。ブラッシングの時間が愛犬にとっても、飼い主にとっても心地よいコミュニケーションの時間になるように楽しくできるのが理想です。ブラッシングが苦手な子もワンデミーで一緒に練習してみませんか?ブラシへの恐怖は社会化不足かもしれません。ものに慣れる練習ブラッシングしやすい体制へ、お手・おすわりなどのコマンド足先や口周りなど、苦手な場所を触られても我慢する練習飼い主に触られるのは嬉しい・安心だと思える関係性になるトレーニングなど愛犬をブラッシングする際に役立つトレーニングを、ワンデミーでわんちゃんと一緒に学んでみませんか?ワンデミーは、全国どこからでも、愛犬と一緒にスマホで通えるオンラインドッグスクールです。プロのドッグトレーナーによる「しつけ相談」や「お家でできるトレーニングレッスン」が受けられます。入会金、月額3,300円で全てのレッスン受け放題!1回レッスン15分〜、続けやすさにもこだわりがあります!大阪近郊にお住まいの方は、幼稚園サービスもございます!ものを怖がる、嫌がるなどは社会化不足の可能性も。幼稚園で様々なものや人、音に触れるなかで経験を積むと特定のものを怖がることが減っていきます。どちらもまずは、公式LINEにご登録ください♩