ドッグランは、わんちゃん同士の交流や飼い主同士の情報交換など、飼い主さまにとっても愛犬にとっても楽しい場所です。「愛犬に友達をつくってあげたい」「他の犬と一緒に遊んで欲しい」「広い場所で思いっきり走らせてあげたい」など、一緒にお出かけすることを楽しみにしている飼い主さんも多いのではないでしょうか?とはいえ、ドッグランはたくさんの犬が集まるため「興味があるけどまだ行けていない」「初めてのドッグランは不安…」という声もよく伺います。今回は、わんちゃんが楽しめることはもちろん、飼い主も「連れて行ってよかった」と思えるように、気を付けるポイントや事前にしておきたい準備についてお伝えします。監修:石井ドッグトレーナー日本最大級オンラインドッグスクールワンデミーで、トレーニングレッスンを受け持つドッグトレーナー。動物看護師として10年勤務。看護業務と並行して、しつけ教室を5年間担当したのち、ワンデミーでトレーニングレッスンを受け持つ講師として活躍中。目次▼ドッグランの利用ルールの確認ドッグランによっては、おやつやおもちゃの使用が制限されている場合があります。また事前に、飼い主が講習会を受講しなければならない場所やわんちゃんの写真付きの登録書の発行が必要な場所もあります。せっかく訪れたのに遊べなかったとならないために、必ず確認しておきましょう!ドッグランへ行く際の持ち物ドッグランに持参するべき基本的なアイテムには、以下のものがあります。飲み水おやつ首輪(ハーネス)リード排泄物を処理するための袋や水事前にドッグランのルールを確認の上、持参するものマナーバンドやおむつおもちゃ狂犬病や混合ワクチンの接種の証明書(コピーが必要な場合、写真でOKの場合とあるので確認しましょう!)ドッグランでのNG行為ドッグラン内でおやつを出さない愛犬へのおやつをドッグランの中で与えるということはやめましょう。他のわんちゃんが集まってきたり、取り合いになってケンカが起きる可能性があります。また、犬のなかには、食物アレルギーを持つ子もいます。落ちているおやつを食べてしまったときに、皮膚に痒みや赤みが出るだけでなく、呼吸困難に陥ってしまう可能性もあります。どうしてもあげたい場合は、ドッグランの外にでて、他の犬と距離を取った状態であげましょう。おもちゃの使用おもちゃの使用は、ドッグランによっては制限されている場合があります。使用を禁止されていない場合は、おやつと同様に他の犬と取り合いになりケンカが起こる可能性があるため注意して遊びましょう。また、遊びに来ているわんちゃんのサイズが愛犬より大きい場合、愛犬用の小さいおもちゃで遊ぶと大型犬が誤飲してしまう可能性もあります。ドッグランは共有の場所となるため、他の飼い主やわんちゃんの迷惑にならないように遊びましょう。排泄物の処理ドッグランは、たくさんの犬が出入りするため、愛犬がマーキングをしてしまうこともあるかと思います。もし排泄した場合は、ドッグランの規則にのっとり、他の犬が興味を持つ前に速やかに片付けましょう。写真撮影は注意が必要愛犬が他のわんちゃんと楽しそうに走っている姿は、写真を撮りたくなることもあるかもしれません。写真を撮る場合は、相手の飼い主に必ず了承を得ましょう。また、他の子や他の飼い主が映らないように配慮を行いましょう。ドッグランによっては、撮影を禁止するところもありますので、ルールは必ず確認しておきましょう。ドッグラン利用のコツリードを外すのは、愛犬を落ち着かせてからドッグランに到着した直後は、愛犬が他の犬の匂いや声を聞き興奮状態になっていることが多いです。リードを外す前に、愛犬を落ち着かせましょう。犬は興奮すると、飼い主の指示や声が聞こえづらい状態となります。ドッグランに到着したら、リードをつけた状態で愛犬と一緒にドッグラン内をゆっくりと一周します。一緒にドッグラン内を歩くことで「ドッグランの中に飼い主も一緒にいるからね、指示を聞いてね」という気持ちを伝えます。愛犬を一度落ち着かせることで、指示や声が届きやすくなります。サイズに合ったランの利用愛犬のサイズに合ったエリアを利用することで、事故のリスクを減らすことができます。ドッグランは、小型犬エリア、大型犬エリアなど犬の体格によってエリア分けされていることがほとんどです。「うちの子は、大きなわんちゃんと遊んでも大丈夫」「大きい子とも遊ばせたい」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ケンカにならなくても一緒に遊ぶ中で怪我をしてしまうことがあります。愛犬や他のわんちゃんが怪我のないように、サイズに合わせたドッグランを選ぶようにしましょう。大型犬とも触れ合いたい場合は、犬の幼稚園などドッグトレーナーなど専門家が見守る場所で遊ばせることをおすすめします。愛犬から目を離さない愛犬から目を離さず、いつでも対応できるようにしておきましょう。ケンカが起きたとき、相手の飼い主が引き離してくれるとは限りません。ドッグランは犬を見守るプロがいるわけではないため、愛犬を守れるのは飼い主だけです。ドッグランデビューに向けての準備社会性を養おうドッグランはたくさんのわんちゃんと出会う場所です。いきなりドッグランに連れて行かず、パピーパーティなどわんちゃんの集まる場所に参加し、犬同士のあいさつや、マナーを身につけておきましょう。子犬のうちから犬の幼稚園に通わせることもおすすめです。コマンドを覚えよう「待て」「おいで」「出して」「ノー」「いけない」といったコマンドは、ドッグラン内で頻繁に使用されます。これらを愛犬が理解し、従うことができるようにしておくことが重要です。まとめ現代のわんちゃんは、社会化を行う子犬の時期に親犬や兄弟犬と引き離されることがほとんどです。そのため、犬との接し方や犬社会のルールを知りません。ドッグランに行く前に、「他の犬と遊ぶのが楽しい」「他の犬は優しい」という良い経験をたくさん積ませてあげる必要があります。良い経験を積むためには、犬同士の相性や性格を見て犬慣れできるドッグトレーナーがいる犬の幼稚園がおすすめです。ドッグランは愛犬との楽しい時間を提供してくれる場所ですが、安全で快適に過ごすためには適切な準備とマナーが必要です。今回ご紹介したポイントを参考にしていただき、愛犬とドッグランを楽しんでくださいね。\ワンデミーならドッグラン準備もばっちり!/愛犬とドッグランを楽しむために、いつでも飼い主の指示が聞けるように育てましょう!「まて」や「ノー」で愛犬と他の犬のトラブルを回避拾い食いや他の子のおもちゃを咥えてしまったら「アウト」や「ちょうだい」で離せるお家に帰る際に「おいで」で呼び戻しなど愛犬とドッグランに出かける際に役立つトレーニングを、ワンデミーでわんちゃんと一緒に学んでみませんか?ワンデミーは、全国どこからでも、愛犬と一緒にスマホで通えるオンラインドッグスクールです。プロのドッグトレーナーによる「しつけ相談」や「お家でできるトレーニングレッスン」が受けられます。入会金、月額3,300円で全てのレッスン受け放題!1回レッスン15分〜、続けやすさにもこだわりがあります!大阪近郊にお住まいの方は、幼稚園サービスもございます!わんちゃん同士で犬のルールやマナーを教えるわんこ先生と、犬の性格や相性を見るプロであるドッグトレーナーが、わんちゃんの犬慣れ・社会化をサポートします!どちらもまずは、公式LINEにご登録ください♩